Pulsar eS FS-1をレビューしていきます。Pulsar eS FS-1はPulsar eS FS-1はPulsarとVAXEEが共同で手がける全く新しいゲーミングマウスです。重量56.0g、ポーリングレート8,000Hzに対応し、両社が掲げるスローガン”The New Standard”にふさわしいマウスとしてリリースされます。

有名ブランドのタッグが手掛けるマウスの実力はいかがなものか、忖度なしで徹底レビューしていきます。

レビュー用サンプル提供:Pulsar Gaming Gears x VAXEE

目次

YouTube レビュー

Pulsar eS FS-1 レビュー

Pulsar eS FS-1はPulsar x VAXEE初のゲーミングマウスです。筆者から見た時のPulsarは新興メーカーな中でも最も勢いのあるメーカーであり、他のブランドでは絶対にやってこなかったようなこと、ある種ベンチャー的なムーヴをどんどん行ってくるアグレッシブなメーカーだと考えています。それに対し、VAXEEは新興メーカーながらかなり堅実な開発とコミュニティに寄り添った製品開発を行うメーカーだと感じています。

そんな似ているようで全く異なる両社が開発するFS-1はどのようなマウスでしょうか。

形状は全体的に低めのロープロファイル形状。中央が高めでやや幅狭な左右対称マウスです。重量は56.0gと最近の軽量マウスとしてはやや重めですが、Logicool G PROX SL2よりも5gほど軽く、Razer Viper V3 Proよりは5gほど重いといった中間のポジションとなっています。 メインスイッチは光学式に対応し、クリックレイテンシは実測最速0.1msと超高速です。これはFinalmouseやRazer Viper V3 Proよりも明らかに高速です。コーティングも滑りにくく、持った感覚は最近のマウス同様かなりいいです。

マウスホイールのみ滑りやすいという欠点がありますが、それ以外は好みを除いてほぼ欠点らしい欠点がない素晴らしいマウスといえます。

ダウンロード不要のWEBドライバー:https://bbb.pulsar.gg/

スペック

左右対称

デザイン

カラーはネイビーのみの一色展開。マットネイビーのシェルに赤いワンポイントとロゴが引き立つスポーティーでクールなデザインになっています。

底面の肉抜きはなく、旧作のeSシリーズにあったLCDは廃止されていています。

マウスホイールはCNCアルミニウム製で、クールな印象を与えるいいアクセントになっています。ただしラバー製に比べてグリップ力は劣るので実用面では少しネックに感じます。

形状・持ち方

FS-1は市場にありそうでない、低めで少し細い左右対称形状をしています。いわゆるロープロファイル系のマウスです。

全長は約

わかりやすいところでいうと、VAXEE XE Wirelessを再定義したマウスといえるでしょう。

サイドはほぼ絶壁でここはHITSCANのような持ちやすさがあります。マウスの高さの頂点は真ん中よりわずかに後方にありますが、幅が大きい分、掌への圧迫感はかなり強いです。おそらく幅に関しては監修がFnaticということもあり、掌が大きい選手からのFBによる影響でしょう。

実際に持ってみるとかぶせ持ち・つまみ持ちに最適なマウスだと感じます。つかみ持ちを入れなかった理由は、シンプルに同価格帯以下でRazer Viper V3 ProやPulsar X2-Hの方が最適だと感じるからです。ハイハンプの真逆の形状ともいえるこのようなマウスでは、一般的なつかみ持ちは不適切です。

シェルの堅牢性

Pulsar eS FS-1のシェル堅牢性はかなり高いです。

トップシェルの堅牢性は極めて高く、あらゆる方向から強く握っても軋んだり、たわむことはありませんでした。VAXEEのビルドクオリティがいかんなく発揮されていて嬉しいです。

重量

公称重量は56.0gです。実際に計測してみたところ、手元にあるネイビーは純正ソール込みで58.6gでした。

個体差も考えられますが、公称値よりもわずかに重いので注意してください。

メインクリック

メインクリックのスイッチはPulsar Optical。Pulsar製マウスの中ではメジャーな光学式スイッチです。

クリック感は光学式スイッチにしては比較的良好で、光学式由来のポコポコ感が限りなく抑えられています。プリ・ポストトラベルが短く、クリック音もかなり控えめにチューニングされているように感じられます。正直クリック感に関してはかなり好みですが、VAXEEのような歯切れのよい高音が得られるクリックではありません。

あくまでもPulsarベースのVAXEEチューニングが施されたマウス。くらいので考えた方がよさそうです。

サイドボタン

サイドボタンは標準的なポジションよりも少し前めに配置されています。基本的にこのマウスはマウス前方を持つように設計されているため、それを考慮しての配置でしょう。

後述でも触れますが、それと比例してセンサー位置もフロント気味になっています。

マウスホイール

搭載されているホイールエンコーダーはTTC Gold。クリックは軽くも重くもなく、スクロールも標準的です。スクロールは適度なフィードバックが得られます。

ただ前述でも触れたとおり、ホイール表面が滑りやすいように感じられます。CNCアルミニウム製になっているので、デザイン的にはかなり好みですが、使いやすさという意味ではラバー製が圧倒的に使いやすいです。

コーティング

Pulsar eS FS-1のコーティングはかなりいいです。

通常状態でもそれなりのグリップ力があり、適度に汗をかいた状態だと更にグリップ力が増すタイプのマットコートです。

その分皮脂や指紋は付着しやすいですが、全体的には十分な性能を持っていると言えます。

マウスソール

マウスソールはPTFE製の面ソールですが、しっかりと広めの面ソールになっています。またLAMZUなども採用している強化型PTFEソールを採用していて、限りなく歪みの少ない面に仕上がっています。こだわりがない人は、最初から他社製のものに張り替える必要はありません。

ソールガイドはありますが、枠は広めなのでDOTソールなどの張り直しで困ることはないでしょう。

付属8Kドングル

付属のドングルはネイティブで8,000㎐に対応しています。またペダルのようなスイッチにより、ポーリングレートやDPIなどをレシーバー単体で変更することが可能です。この設定項目はWebドライバで変更可能です。(※ただし一部機能に限る)

FS-1はマウス側に電源ボタン以外のスイッチがありません。レシーバーにすべて統合することによって、本体側の無駄な機能を省き、よりシンプルで無駄のない設計になったと言えます。

ソフトウェア

専用のソフトウェア「Pulsar BIBIMBAP」にて各種設定を行うことができます。

詳しい設定項目は動画からご確認ください。

センサーテスト

MouseTesterでセンサーの動作確認を行いました。布製マウスパッドおよびガラスマウスパッドでも問題なく動作します。

実際に使用していても遅延やズレを感じることはありませんでした。

クリック遅延

クリックの応答速度はかなり高速です。最速値で0.11m/s、平均でも0.41m/sと平均的な8,000Hzマウスの中でもかなり速いです。

マウスのクリック応答速度を重視している人にとってはかなり魅力的なマウスになります。

(ポーリングレート8KHz,800DPI 0デバウンスに設定)

購入方法・まとめ

Pulsar eS FS-1はPulsarオンラインストアや一部実店舗などでのみ購入することができます。

FS-1は最近の高さを持つ左右対称マウスとは少し違ったテイストですが、トップクラスのクリック遅延とXEとViperのいい所取りのような形状を持つマウスです。

Pulsar製のマウスとしてはやや価格が高めのマウスですが、VAXEEのようなクオリティの高い筐体とPulsarのデザイン性とユーザビリティが合わさった、忖度なしでハイクオリティなマウスに仕上がっていると思います。

MAYAXやViper V3の登場でこれまでよりもスタンダードと言われる形状が増えてきた中、新たな選択肢をもたらしてくれるPulsarとVaxeeには今後も期待したいです。

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