Razer DeathAddder V3 HyperSpeed レビュー&購入方法

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スペック/SPECIFICATION

今回はRazer DeathAddder V3 HyperSpeed (レイザー デスアダー ブイスリー ハイパースピード) ワイヤレスゲーミングマウスをレビューしていきます。

DeathAdder V3 HyperSpeedはRazerから新しくリリースされる右手専用マウスで、既にリリースされているDeathAdder V3 Proのミニサイズモデルとなっています。

DeathAdderシリーズといえば自分がPCゲームを始めた時から有名だったマウスで、その時は左右対称や右手専用なんていう言葉を知らず、周りはこぞってGPRO wireless、G703、DeathAdder Eliteのいずれかを買っていた記憶があります。

YouTube レビュー

122mm x 64.2mm x 41.3mm (53.0g)

デザイン/DESIGN

DeathAdder V3 HyperspeedはこれまでのRazerマウスと同じく、マットブラックのコーティングに控えめのRazerロゴをあしらったクールなデザインに仕上がっています。

一面真っ黒でデザインされ、Razerならではの高級感があります。

ビルドクオリティも完璧で、シェルが歪んだり、クリックがぶれたりすることもありません。流石です。

現時点(2024/07/04)ではホワイトカラーのラインナップは無いので、白いDeathAdderが欲しい人は気長に待ちましょう。

特徴/SPECIFICATIONS

今回リリースされるDeathAdder V3 HyperSpeedの特徴はその形状と重さ。この2点に尽きます。

Hyperspeedと言えば以前のViper V3 Hyperspeedが連想され、乾電池の搭載やセンサー位置の変更などの嫌な予感しかしないと思います。しかし基本的にセンサー以外のスペックはDeathAdder V3 Proから変更されておらず、コーティングやメインスイッチはそのままに。別売りの8Kドングルを購入することで8000Hzポーリングレートにもしっかり対応します。
(DAV3ProやVV3Proに付属してくる8Kドングルは専用設計なので流用できません。)

重量も53gまで軽量化されていて、明らかにただの廉価版ではないことがわかります。

マウスソールの形状もVV3Proのような大きめの面形状に変更されています。
(VV3Proとは大きさが異なるのでこちらも流用できません。)

Razerといえばクリックレイテンシーの速さやソフトウェアによるサポートも強みになっています。

Hyperspeedには8Kドングルは付属しないので1000Hzで測定したところ、手持ちにあるほぼ全てのエルゴマウスより高速という結果になりました。(表には載っていませんがPulsar XliteV3・WAIZOWL OGMよりも高速です。)

いかにRazerの内部構成が優れているかがわかります。ぶっちゃけこれだけの性能が出ているならば、わざわざ8Kドングルは買わなくていいんじゃないかと思えるほどです。

DAV3HSはVV3Proなどとは異なり8Kドングルはセットではありません。ドングルは欲しくなれば購入すればいいだけなので、Razerにしては安く見えるというバグもあります。

形状/SHAPE

形状は基本的にDeathAdder V3 Proをそのまま小さくした感じで、マウスの右側から左側にかけて傾斜があるまさにエルゴと言える形状です。

頂点はほぼ真ん中にあり、親指側は滑らかな曲線かつほぼ絶壁になっていて親指がどの位置にも置きやすくなっています。小指側はセンサーより前側は真っ直ぐに、センサーより後ろはほんの少し膨らんでいます。

持ち方/Gripping

基本的には手をべったりつける被せ持ちが合いそうな形状ですが、自分は指を少し立てる深めのつかみもちが一番しっくり来ました。
小型化されたことにより、手の小さい筆者でも簡単に握りこむことができます。(手のサイズ:17.5cm)

ただ小指側の先端付近が少しだけ丸みを帯びているように感じられ、若干グリップ力にかけるのが懸念点となっています。
それでもコーティングのおかげか指を立てても持ちやすいのがRazerの強みです。

購入方法/How to buy

Razer DeathAddder V3 HyperSpeedは全国の量販店やAmazonなどの通販サイトを中心に割とどこでも購入できます。
GRAPHTで購入するとマウスソールとグリップテープが付いてくるのでお得です。

Razer DeathAddder V3 HyperSpeed
総合評価
( 5 )
メリット
  • 圧倒的に持ちやすくなったサイズ感
  • 高いビルドクオリティ
  • 素晴らしいコーティング
  • クリック遅延の低さ
デメリット
  • それでも人を選ぶエルゴ形状
  • ソフトウェアの強制インストール

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