GLSSWRKS Hana ガラスマウスパッドをレビューしました。GLSSWRKSの3作目となるHanaはGLSSWRKSの中でも最もコントロール寄りなガラスパッドです。
本レビューはサンプルの到着から間もないため、使用時間4hのレビューとなります。予めご了承ください。
GLSSWRKSとは。
GLSSWRKSはNAを拠点とするゲーミングギアブランドです。Kurosunの姉妹ブランドで、処女作としてガラスパッドの中でも異色のテクスチャを持つAkariをリリースし、2作目としてバランスタイプのKazemiをリリースしています。
結論及び感想
GLSSWRKS HanaはKazemiに僅かな抵抗感を与え、ガラスの透過性、エッジ加工を改善したガラスパッドです。
滑走速度はスピードタイプ。ガラスパッド基準ではバランスコントロールタイプに属します。ただし明らかなコントロール性が感じられるのは切り返し時がほとんどであり、全体的にはKazemiよりもわずかに遅い程度と言わざるを得ません。少なくともAkariとKazemiほどの差は無いように感じられます。
UPEソールを使用する場合はKazemiよりも圧倒的なコントロール性を感じられます。
価格が¥24,980とかなり高価なので、多くの人にとってはデザインとエッジ処理にお金をかけられるかどうかで意見が分かれるでしょう。
概要
バランスコントロール(ガラスパッド基準)
デザイン
Hanaのデザインはモノクロ基調にレッドをアセントとしたデザインです。中央にはロングヘアの女性が描かれ、妖艶な雰囲気を漂わせています。
また今回からはデザインの印刷精度が改善され、ガラス越しでもデザインがより鮮明に映ります。その透過率は今まで使用したことのあるガラスパッドの中でも随一かも知れません。
ただしキャラクター要素があるので確実に好みは分かれるでしょう。
サイズ
サイズは490x420x3 mm。ごく一般的なマウスパッドのサイズと言えそうです。
縦幅はマウスパッドに腕を丸ごと乗せる人にとっては不十分かもしれませんが、横幅は490mmと大きめなのでローセンシにも対応しています。
表面
Hanaは日本製ガラスとイオンコーティングを採用したハイブリッド型のガラスパッドです。
コーティングは悪だとされがちですが、コーティング自体にも耐久テストが行われていることが多く、逆にコーティング無しでは再現できないテクスチャも存在します。
多くの人がコーティングについて心配しているようですね。
AkariとKazemiもHanaと同じようにイオン結合コーティングを施しています。
このコーティングは日常的な激しい使用では5年以上、通常の使用ではもっと長持ちします。
ほとんどのユーザーにおいては問題ないでしょう。
肌触りはこれまでのGLSSWRKS同様さらさら系の表面で、コントロールタイプを謳っていますが凸凹感はほとんどありません。アームカバーをするに越したことはありまあせんが、手汗をかかない人であれば素肌でも使用できます。
べース
Hanaのベースはシリコンラバー製に変更されています。
前回までのAkariやKazemiでは恐らく天然ラバーが使用されていて、正直実用ベースでは必要十分でした。
HanaからはGLSSWRKSのロゴがデザインされたものに変更され、ガラス面と合わせてより作品らしさが向上しています。ですが何か特別な機能があるかと言われればそうではないため、メーカーによる1つのこだわりと見たほうが良さそうです。
エッジ加工
Hanaのエッジ加工はこれまで自分が見てきたガラスパッドの中で最も美しいです。
2.5D エッジレスと呼ばれるエッジ処理は滑らかなカーブを描いた形状で、腕がエッジに重なっても違和感が全くありません。
これまでのガラスパッドも決して悪いわけではありませんが、エッジ処理の仕上がりだけで見れば、Hanaの右に出るものは無いでしょう。
アームカバーとの相性 (編集中)
横 | 縦 | メモ | |
EADALI ホワイト | |||
EADALI ヘキサ | |||
Pulsar | |||
REJECT | |||
KIBU | |||
CWX | |||
WALLHACK |
購入先
日本の代理店は〝ふもっふのおみせ〟です。GLSSWRKSの製品は基本的に数量限定もしくは期間限定受注販売のみです。一定の数量及び、一定の受注期間を過ぎた後では購入できません。この手の商品はレビューや目に見える実績が足りなくなる傾向があるため、情報をかき集めてしっかり吟味する必要があります。