Ninjutso Sora V2 ゲーミングマウスをレビューしました。Ninjutsoの最新作。前作から形状がブラッシュアップされた40g/8KHz対応のゲーミングマウスです。
Ninjutsoとは。
Ninjutso(ニンジュツォ)は中国を拠点とするゲーミングギアブランドです。Ninjutso Soraをリリースした後、NPCマウスパッドやNinjutso Sora V2をリリースし、特に軽量マウスブランドとして名をはせています。
最近ではキーボードのリークもあったり、VAXEEとコラボレーションしたりと新たな動きを見せているメーカーでもあります。
結論及び感想
Ninjutso Sora V2はあらゆる持ち方に対応するXM系統の超軽量マウスです。
40.0gと超軽量でありながら穴のないソリッドシェルを採用し、現在ではWEBドライバーと8,000Hzもサポートします。
ところどころ気になる部分はあるものの、40.0gでこのクオリティを考えればほぼ文句のないマウスに仕上がっていると思います。
概要
つかみ持ち向け形状 (メーカー発信)
デザイン
カラーはホワイト/ブラック/ピンクの三色展開。左側には「空」。正面にはNinjutsoのロゴが印刷されています。
ホイールは差し色、底面シェルはブラックで統一されています。
表面は比較的滑り難いコーティングが施されており、手汗などをかきにくい人であればグリップテープ無しでも使用できます。
形状
形状は前作のSoraからかなりの変更が加えられています。
・マウス後部:全長で2mmではなく、後部側から2mm小さくなっているイメージです。より後部が丸みを帯び、つかみ持ちをしやすくなっているように感じます。
・メインクリック:メインクリックにくぼみが設けられました。掴みやすさは向上しますが、指を置く位置をある程度制限されてしまうので、個人的には好みはありません。
重量&気になること
Sora V2は成形素材としてポリカーボネートを採用し、重量は約40gとゲーミングマウス全体を見てもかなり軽いです。同重量のマウスとしてはFinalmouse ULXやWLMOUSE BeastX、HITSCAN HYPERLIGHTなどがあげられます。
名前 | 形状 | 重量 | 購入先 |
Finalmouse ULX M | 左右対称 | 38g | ふもっふのおみせ |
WLMOUSE BEASTX M | 左右対称 | 39g | Amazon |
HITSCAN HYPERLIGHT | 左右対称 | 40g | Rabbit0 |
Sora V2はその中でもソリッドシェル(穴無し)でありがなら40gという圧倒的な軽さを再現していて、例えばペット飼っている方でも比較的安心して使用できると思います。
しかしながらシェルが薄いせいか、メインクリックを押したときの振動が手のひらのほうまで伝わってきやすいように感じます。また重量が軽すぎるせいか、マウス底部方向へのダウンフォースが感じられにくいです。(マウスパッドを這うような感覚が薄い)
持ち方
Sora V2はマウス前面の背が低く、後部の背が高い、つかみ持ち向けマウスです。
特にマウス後部は親指の付け根から手のひらにかけてフィットするような形状になっていて、さらにENDGAMEGEAR XMシリーズよりも幅が狭いので手の小さい人でもフィットしやすいです。XMシリーズやLAMZU Atlantisシリーズよりも全体的に癖は少ないように感じます。
くびれもかなり緩やかで、つかみ持ち向けとしてリリースされていますが、サイズさえ合えばかぶせ持ちやつまみ持ちでも使えます。(筆者はまさにそれです)
確かにつかみ持ち向けのマウスですが、全体的に小ぶりで様々な持ち方でも使いやすいように仕上がっていると感じます。
クリック遅延
計測中
購入方法
Ninjutso製品は日本ではふもっふのおみせ、海外ではNinjutso公式サイトで購入することができます。また最近ではAmazonでも購入できるようになっているようですが、発送元が国内正規代理店ではないので注意が必要です。